泉里農園ブログ5,31号配信致しました(^-^)/ よろしくお願いいたします!😊

 

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☀泉里農園ブログ🌻20.5.31号🍓
🍏🌽🍅🍉🍈🌰🌿🌾🌳🥜(毎月、最低1回発行)  

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↑小麦
今の季節、小麦は黄金色に染まるので、麦秋と言われます。 あと10日から2週間ほどで収穫期になります。 天気の良い日が2〜3日続いたら収穫ですが、梅雨期になるので、 そのチャンスはあまりありません。麦のワラは、スイカ、 キュウリ、ナスなどに、敷きワラとして使います。
(南部農場)

 


🍅🌾🌳☀農園便り🌱🍎🌽🌱


『端境期いよいよ脱出!新型コロナ緊急事態宣言も解除』


4月から本格的に突入していた端境期ですが、 やっと脱出する状況となりました(^-^)/
今年の端境期は、グリーンピース( 種不良又は鳥に種まきのあと食べられた)、絹さや(今季、 栽培取り止め)、
新玉ねぎ(畑での苗の育成段階で、そこの畑の土に野沢菜、 静岡京菜の自生こぼれ種がたくさんあったようで、 この種の発芽育成期と玉ねぎの発芽育成期がまったく同じで、しかも発芽後の初期生育は、アブラナ科しかも自生の野沢菜、 静岡京菜の方が玉ねぎと比べて桁違いの生育力で、なので たちまち玉ねぎの発芽したての細い針のような苗は、野沢菜、 静岡京菜に飲み込まれてしまい、全滅となりました) が不在なので長引いたのです。

 

 

30年近く農業をやってきても失敗してしまいます。 まだまだ修行を重ねなければなりませんね!(^_^;)
 
今年からは、 グリーンピースは鳥にやられないように対策を強化して、 玉ねぎは生産量はだいぶ減りますが、確実路線の戦略をとり、 畑での苗栽培を止めて、 プランターなどの箱での苗育成に変える計画です。


端境期をできる限り短くすることは、 農業技術の向上と同等ですので、新たなる作戦にトライしつつ、、試行錯誤、チャレンジしていく所存です。

 


端境期の脱出宣言をしたとはいえ、 まだまだ品数的に充分とはいえません。葉物、根菜、いも類、 果菜がバランス良くそろうまではあと1〜2ヶ月、 7月以降となる予定です。


とはいっても、 最近は予定どおりにいかなくなることもしばしばです。その 最大の要因は、異常気象です。
巨大台風、モーレツ豪雨、日照不足、大干ばつなどで、 作物を予定どおり収穫することができなくなるのです。これは今すぐにはどうすることもできません。
どうか、あらかじめご理解の程よろしくお願いいたします。


さて、
話は変わって新型コロナです。 先週すべての自治体の緊急事態宣言が解除されました。北海道。 神奈川県はまだくすぶっておりますが、 政府は医療体制に余裕ができたことと、経済の再生を優先させて、 解除に踏み切ったようです。


これまでの、誰でも何でもかんでも自粛、自宅待機、休業要請の作戦は、 100年前のやり方と同じで、その結果経済は落ち込み、それによる被害者は膨大な数になっているといわれます。


 21世紀の感染症対策は、先端技術を最大活用して、生活経済を止めずに感染を封じ込めるという方式にしなければならない、と一部の専門家は訴えており、政府もこれに同調する兆しがあるのかもしれません。


人と人が接触しなければ、 感染拡大は止まります。最短でコロナを封じ込めるには、極論ですが、世界のすべての国が2週間、 すべての国民が自宅待機で、すべての企業が休業100% 社会活動を2週間完全に停止、外国からの入国、出国者ゼロの鎖国状態にすれば、 新型コロナは誰にも感染できず、2週間もすれば抗体によりほぼ完全に封じ込めることができることになります。(最近の研究で、発症から8日すると、例えコロナが体内にあっても、すなわち陽性でも、他の人に感染させる力がなくなることが判明したようです。抗体はしっかりできるとのことです)

 

しかし、このやり方は、よほどの国際的連帯、 すべての人々の協力がなければ実現できません。 すなわち現実的には不可能ということになります。


ということは、新型コロナは、ワクチン開発が成功して全世界の人々が、 ワクチン接種を受けるまで、あるいは6割以上の人が感染して集団免疫という状況になるか、偶然消滅するまで、くすぶり続けることになります。


大方の専門家は少なくとも2〜3年はコロナと共存と言っております。
これはワクチン開発が今年成功した場合であって、 成功しなければもっとくすぶり続けることになります。

 

ということはすなわち、今後数年は新型コロナと共存しつつも、 感染爆発が起きないように、 うまくコントロールしていくことしかないことになります。


うまくコントロールできるか、どうか?ここが最大のポイントです。ここに21世紀型の対策を実導入させるのか?それともこれまでとあまり変わらない100年前の対策なのか?


その鍵となるのは、政府、 政治家、官僚の方々次第なのです。これまでなにをするにも遅く、甘く、 ずるく、後手後手のことしかできなかったこれらの人々に、今後 うまくコントロールなどできるのか?かなり不安が残ります。


新型コロナは、自然災害ではなく、ミスなのか?わざとなのかまだはっきりしていませんが、一部の人間が作り、世界に広がった、すなわち人災の可能性が高いので、最終的には人智によって封じ込めることができるはずです。


万民を縛り付け、生活、経済を崩壊させる100年前の感染症対策から卒業して、検査の大幅拡充や、進歩したあらゆる科学技術を最大限活用して、 とくに弱者といわれる人々への思いやりをもって、一部の専門家だけに片寄るのではなく、できるだけ多くの専門家の力を借りて、オールでより良い社会のために最善の対策を追究しつつ指導力を発揮して欲 しい!とただただ願っております。


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✦✦今、収穫してます!✦✦
            収穫情報


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(2020.05,31現在)

 


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↑こちらはライ麦。今年初トライです。背丈は1,8〜2mほど( 小麦の2倍以上)になります。
まだ青いので収穫はまだ先。 ライ麦の間にスイカを植え付けました。ライ麦を収穫したら、 スイカの敷きワラにします。

( 南部農場)

 

 


🌟以下の農作物は農薬、化学肥料、人畜糞尿、 ビニールマルチを一切使わない、 自然露地栽培の大自然力農法により栽培されています。


🌟★印は自家種100%です。★50は自家種50%です。 表示ないものは全て在来種(子孫継承がほぼ100%できる種) 伝統種の野菜です。


🌟(少)の表示は、収穫量が少ない、 あるいは少なくなってきた場合です。 なのでご注文に応じられないことがあります。

 

 


🌿《葉物野菜》


サニーレタス


グリーンリーフ


ロメインレタス


サラダ春菊


キャベツ


ふき

 


🥔《根菜、イモ類》


(間引き)夏大根

 


🌽《果菜、その他》


★長さやそら豆
(まもなく終了)


生茶


★大豆


🌱《この先1ヶ月以内に新しくでてきそうな作物》


ニラ、ニンニク、じゃがいも、エゴマ、ヤングコーン、びわ

 

 


😯✦今月のピカ🌟イチ❗◆


(今月旬となった収穫作物で特に元気な作物を1つを紹介します)


今回はキャベツです!

 

 


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↑キャベツ畑
富士宮農場)


無農薬でのキャベツ栽培はかなりのリスクを抱えます。


まず、種まき(10〜11月)のあとに襲う害虫。 大自然力農法では、 秋の害虫の被害をできるだけ少なくするために、 できるだけ遅く種まきをします。
気温が下がってくると害虫の活動が鈍るからです。 あまりに遅くなると冬になりますので、 こうなると今度はキャベツ自体が成長できなくなり、 最悪冬の凍結で枯れてしまいますので、そこは気を付けます。


なので無農薬の温暖地におけるキャベツ栽培は、秋に種まきして、 5〜7月に収穫するパターンになります。これ以外の栽培は、 ビニール、農薬、虫除けネットなどを多く使わなければ、 不可能です。

 


雪が溶けて春になってくると、 冬の間じっとしていたキャベツは成長を再スタートさせます。 ところがそこをねらってくるのが、ヒヨドリです。 若葉のキャベツが大好物で、かなりやられなす。 これを防ぐには鳥避けネットか、 ビニールトンネルを被せるしかありません。


ビニールトンネルをすると生育が早くなり、 収穫期が早くなります。しかし、 大自然力農法はビニールトンネルは、環境にも、 土にも負担になるので使いません。 鳥避けネットも環境にいいものではなく、 設置するのもかなり大変なので使いません。 大自然力農法の鳥避け対策は、まず、 キャベツを畑にたくさん撒いて、 少しぐらいヒヨドリにやられても全滅しないようにすることと、 雑草カモフラージュでヒヨドリに気づかれないようにすることです 。ヒヨドリは渡り鳥で1ヶ月もずっとそこにいません。 その時期をしのげば良いのです。
すなわち雑草ボーボーにしてキャベツを隠します。 そしてヒヨドリが去ったら、たくさん種を撒いたので、 込み合った部分の残ったキャベツを間引き、 キャベツに日の光と根張りを促進させるために雑草を取ります。( 取った雑草はキャベツの根元に敷いて肥料にします)


4月後半になるとキャベツはどんどん成長してきます。 するとやって来るのがモンシロチョウなどの幼虫の青虫などの春の 害虫です。


春の害虫対策は、 とにかくキャベツにできるだけ早く結球させて害虫の被害を少なく させるしかありませんので、よく雑草をとり、 大自然力農法の発酵肥料を与えたりします。


大方はこの方法で収穫できる状況になりますが、 それでもある程度はやられますし、 ナメクジも出てきますのでとにかくキャベツの無農薬栽培は、 リスク大なのです。


でもリスクを越えて育った無農薬キャベツは市販のキャベツと比べ てみてくれ悪くとも、生命体のエネルギーは高いと考えられ、 そして何より農薬の害に対する安全性はピカ一なのです!

 


                                       
泉里農園だより 2020.05,31号(毎月最低1回発行)
(編集、発行)泉里農園


(農園所在地)静岡県富士宮市山梨県南巨摩郡南部町


(メールアドレス)
izumisatoyasaien@gmail.com