泉里農園ブログ22,12,29号配信致しました!☺️よろしくお願いいたします (^-^)


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☀泉里農園ブログ🌻22.012,29号🍓
🍏🌽🍅🍉🍈🌰🌿🌾🌳🥜(毎月、最低1回発行)  


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↑冬の畑
いよいよ真冬の寒さが到来です。先週から氷点下となり、 氷も厚く張りました。この気温になると、ほとんどの野菜、 植物は生育が止まりますが、凍結、霜によって葉部が枯れたり、変色、劣化してしまう作物がでてきます。


枯れる、枯れない、の違いは一体何なのか?秋〜冬野菜のほとんどはアブラナ科(大根、白菜、キャベツ等)かセリ科(パクチー、人参等)、アカザ科(ホウレン草等)に限定されてしまいますが、


1つ言えるのは、葉、 茎に糖を作ることのできる植物は凍結しにくいこと。 そして葉に厚みがあり、初期生育でなく、 十分に生育していることが枯れない原因になっているようです。


ただ氷点下5℃以下になると枯れずに残れるのは、ホウレン草やなばな、のらぼう菜等、ごく一部の野菜になってしまいます。


雑草もほとんど寒さで枯れてしまいますが、ホトケノザは断トツに寒さに強く、 じわりじわりと成長しています。
                                             (富士宮農場)

 


🍅🌾🌳☀農園便り🌱🍎🌽🌱


『今年を振り返る』
2022年は、まもなく終了という段階になりました。この1年を振り返りますと、日本でも世界でも、 とんでもないことが起きましたね。


まず、世界では今春、ロシア、 独裁権力者プーチンとその取りまきグループが隣国ウクライナへ武 力侵略を開始させたことです。


自国の領土を拡大させて、より強大にさせることで、権力者として絶対的に君臨し続けるためなら、 他国の民や自国の民がどうなろうと関係ないと言わんばかりに、 ウクライナの領土に侵入し人々をいきなり無差別に殺戮し始めたのです。


今は21世紀、SDGs地球温暖化を始めとする様々な問題をを世界の人々が1つになって 解決させよう!という機運が高まってきた矢先に、 他国への暴力、武力侵略という、 時代が100年以前に逆戻りする行為が国連の常任理事国でもあり 、先進国の一角だったはずのロシアが仕掛けたことに、 西側諸国は驚きと共にロシアへの批判が高まりました。


そして日本や世界各国からウクライナへの支援が始まります。


他国への侵略行為は国連憲章に違反するとのことですが、 それでもロシアに味方する国、批判も味方もしない、 関わりたくないというような国もあり、 世界は1つになれませんでした。 なのでロシアを止めることはできません。


まさに国連はほとんど機能していないことがあからさまになりまし た。


なので、 いまだに武力侵略するロシアとこれを防ごうとするウクライナとの 戦争が続いています。

 

一部の強烈なエゴで冷酷な権力者たちのために、 少なくとも数千万以上の人々が苦しんでいる今の現状は、 一刻でも早く解消させなければなりません。


一番苦しんでいるのはウクライナの人々ですが、 ロシアの侵略のために、世界のエネルギー価格がはね上がり、 これを起点にいろんな物の物価が上がり、 生活が大変になっている人々も世界にはたくさんいるようです。


日本も物価がどんどん上がり、 富裕層以外の人々は生活に苦しんでいます。 そして独裁国家に対抗すべきと政権与党の政策で、 防衛費を来年以降これまでの2倍にするという事態に。


財源は増税で賄うらしいので、 ますます国民の生活は大変になります。


この侵略戦争を終わらせるには、今のロシア政権が変わるか、 崩壊することが一番でしょうが、独裁権力の国家は、 国民にウソをつきまくり、騙し、家畜のように支配し、 国を権力者グループの思うがままにしようと国家体制を作るので、 国民は国に反発し政権崩壊させることは非常に困難でハードルが高 すぎます。


結局ロシアが変わるには、権力者側の内部の分裂、崩壊、 クーデターが起こらない限り不可能かもしれません。


それを祈るしかないのでしょうか?


ロシアの侵略戦争を反面教師的に学ぶとしたら、 人類の歴史をさかのぼっても、 基本的に独裁権力者及び独裁政治の国家は、極端なエゴイストが多い傾向があるということ。 自己の欲望のためなら理不尽で残酷なことを平気で行い、その組織内は汚職が蔓延する傾向があり ます。その結果多くの人々が苦しむことになる。


だから我々国民は、独裁権力の国家を作らない、作らせない、 ということを肝に命じてゆかねばならない。 だから国の政治を他人事として扱わないという意識を強くしていく ことが、とても大事であるといえます。


日本にクローズアップすると、 この国も自民党一党独裁の国家です。夏に衆議院選挙期間、 安部元首相襲撃事件が起き、 この事をきっかけに自民党の多くの議員が詐欺商法で起訴されたカ ルト教団、 旧統一教会と深いつながりがあることが次々と明らかになりました 。


もはや今の日本の政治は、 法外な金銭搾取のカルト教団に影で操られてされているのでは? と疑われでも仕方ないような状況となりました。


幸い日本は、圧倒的に数が少ないとはいえ、 自民党に対向できる野党が今のところ存在するので、 ある程度の抑止力になっておりますが、 でも自民党の牙城を崩すことはかなり困難かもしれません。


その証拠に、 今国会で可決した旧統一教会に対する新法案もザル法案と弁護士は 批判しており、何も根本的な解決にならないと指摘しております。


それなら、実効性のない、うわべだけ、 形だけの法案ということになります。


ということは、 旧統一教会自民党への影響力は今後も以前と変わらないことを示 していることになります。


いくら野党が反発しても、 自民党は圧倒的に議員数の多い政権与党であり、 民主政治は多数決で決まりますから結局、自 民党の思うがままとなります。


以上のことから、今年は世界、日本区別なく、 政治というものがいかに我々市民の日々の生活に大きな影響を及ぼ しているかということが鮮明化、改めて学んだといえます。

 


一方、新型コロナは今年も収束せず、もうかれこれ、 まる3年になります。日本では夏に、 これまでの最大の感染者を記録した第7波の感染流行となります。


今は第8波に入っており、 感染者数がじわりじわりと増えています。


不思議なのは、ヨーロッパ、アメリカなどの国では、 ほとんどの人々がマスクもしてない映像が出ますが、 ネットで調べても感染者数はかなり少なく、 逆にワクチンやマスクをしっかりしている日本や韓国の方が感染者 数が多いのはなぜなのか?ということ。


日本政府のコロナ政策は正しいのか、どうなのか? 検証すべき段階といえます。

 


あと今年は、なんといっても、 これまでにないような夏の地獄の罰ゲームのような猛暑、湿気、 モーレツ豪雨でしょう。


温暖化、異常気象は明らかに年々少しずつひどくなっています。


記録的豪雨、連続熱帯夜数、暑さ、雨なしなど、 観測史上最高の気象データが各地で更新されました。

 


モーレツ豪雨や猛暑、 異常気象の間接的な影響による鳥獣害で農作物もいろいろ大きな被 害を受けました。トマト、スイカ、メロン、カボチャ、ネギ、 落花生、大豆、小豆、陸稲など収穫量は0〜10% 以下までになりました。


近年、毎年必ずいくつかの作物が被害となりますが、 今年はこれまででトップクラスのひどさです。


以上、今年は辛いことがあまりに多い年でしたが、 これらの事案は来年もそのまま引き継ぐようなことばかりです。


温暖化、異常気象も今年よりひどくなるでしょうから、 来年もたくさん辛くなることは間違いないでしょう。


こんな状況だと折れそうになってしまいますが、 でも力を振り絞りそれらに負けず、屈せず、 前向きでできる限りチャレンジすることが次のフェーズに至るため にはとにかく一番大事かもしれません。


ただ受け身のみで、耐えるだけでは壁を越えることは難しい、なので どうすれば解決できるのかを真剣に考え、自己ができる範囲でいいから、 少しずつでも粘り強く、 攻めながら1つ1つ実行してゆくしかないかもしれません。


でも、辛いことばかりでなく、 明るいニュースもそれに負けないほど出て来てほしいものですね。

 

ということで、1年を振り返りましたが、 今年も当園の農作物のご利用、当ブログにおこしの皆様、 誠にありがとうございました。どうか皆様にとって次の年は、 より良いお年となりますように!御多幸をお祈り致します。

 


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✦✦今、収穫してます!✦✦
             収穫情報

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(2022.12,29現在)


🌟以下の農作物は農薬、化学肥料、家畜糞尿、 ビニールマルチを一切使わない、 自然露地栽培の大自然力農法により栽培されています。


🌟★印は自家種100%です。★50は自家種50%です。 表示ないものは全て在来種(子孫継承がほぼ100%できる種) 伝統種の野菜です。


🌟(少)の表示は、収穫量が少ない、 あるいは少なくなってきた場合です。

 


🌿《葉物野菜》
ホウレン草
白菜
★高菜


🥔《根菜、イモ類》
大蔵大根(まもなく終了)
★筑摩野人参
★50 金時人参
★たけのこ芋

★里芋
★エビ芋
★じゃがいも(アンデスレッド)
★じゃがいも(出島)


🍀その他
ハブ茶(少)

 

 

🌱《この先1ヶ月以内に新しくでてきそうな作物》


水菜、小松菜、なばな

 


😯✦今月のピカ🌟イチ❗◆


(今月旬となった収穫作物で特に元気な作物を1つを紹介します)

 


🌞今月のピカイチは、じゃがいもです。


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↑掘りたてのじゃがいも(アンデスレッドと出島)
共に自家種100%です。


先週の凍結で、地上部の葉、茎は全部枯れました。 これで芋の生育は完全にストップ。収穫のスタートです。 じゃがいもももちろん外部からの持ち込み肥料はゼロの栽培です。


大豊作とはいえませんが、 100点満点の点数評価は70点でぎりぎり合格?


10月下旬から1ヶ月、 雨が全くなかったことが響いているようです。


《料理法》
アンデスレッドは荷崩れしやすいので、ポテトサラダ、 マッシュポテト、コロッケなどに。


出島は荷崩れしにくいので、カレー、シチュー、 味噌汁などの煮物料理に適しますが、ポテトサラダ、 コロッケもオーケーです。😊

 

 


🌞新コーナー❗🌱
『肥料自給率100%へのチャレンジ!』
その8


〈前書き〉
当園では、2019年頃から外部からの持ち込み肥料、 肥料材料の使用がほぼゼロの栽培に順次切り替えております。


でも、 ただ使用をゼロにするだけというような単純なことではありません 。これでは畑の土が疲弊してしまうからです。


外部からの持ち込み肥料、材料の使用ゼロ栽培では、 栽培する畑が以前に人畜糞尿、化学肥料、 有機肥料を長年投入していた(肥料貯蓄のある)畑では、 昔からの投入量や栽培していた作物によっても変わりますが、 何も肥料をやらなくても数年から10年以上、 作物は問題なく育ちます。


しかし、 やがて何年か経って畑の肥料分の貯蓄を使いはたしてしまうと、 たちまち作物は貧弱に育ち、やがてほとんど育たなくなります。
これは30年近くの農業経験からはっきりと言えます。

 

なのでもともとあった畑の肥料分の貯蓄を使い果たすのではなく、 逆に貯蓄を増やすテクニックが必要となるのです。


農業を始めた頃は、いろいろな農業関係の本を読みあさりますが、 他の本と全く違う、でもなんとなくもっともらしいような著書に、 「肥料はなくても作物は育つ」。その証拠は、 森林の木々は何にも肥料やらなくてもあんなに立派に育っているで はないか。と書いてありました。
かれこれ農業を始めた頃、30年ほど前の話しです。


その通りかも!確かに誰も森林に肥料なんてやってない! 肥料は不要なんだ。肥料がいらないなんてすごい画期的! 重い肥料を施さなくてすむならとても楽だし、おまけに経費削減! こんないいことないかも?これだ!やってみよう! と素人は思ってしまいます。


実際やってみたら、肥料貯蓄の少ない畑に当たり、 生育不良の洗礼を何度も受けました。


その後材料にこだわった自家製発酵ボカシ肥を使うようになりまし たが、長年自然を尊重し、 自然と共に農業をやっているとその著書に大変大きな間違い、 勘違いがあることに気づきました。


それは、 そもそも森林の木々は無肥料でなんて育ってなんていない!
実はかなりの肥料が木々に施されているのです。


森林は野生動物の住家です。イノシン、シカ、タヌキ、ウサギ、 クマ、ネズミ、モグラ、ヘビ、トカゲ、鳥類、昆虫、 ミミズなどの小動物、微生物がいて毎日、糞尿や死骸、 脱け殻などの有機物が木々に肥料として提供されています。


とくに鳥類などは種類や数も多く、渡り鳥なども来て、 森林の夜はいろいろな鳥たちが木々に泊まり、 多量の糞尿を森林に落としています。


だから明らかに森林の木々は無肥料でなんて育っていません。 なのでその著書はそもそも根本的に間違っている、 という結論になりました。


おまけに森林の木々は毎年引っこ抜いて外へ持ち出すことなんてし ません。杉、 檜など植林の森林でも50年ごととかに伐採し外へ持ち出す程度な ので、年に1〜3回収穫し外へ持ち出す農作物と比べると
格段に土の肥料分の減少率が少ないことがいえます。 だからどんどん森林の土は肥えていくのです。


エジプトのナイル川など川が氾濫すると下流に山からの栄養分が流 れてきて土が肥えて農作物がたくさんできるようになり、 それで文明が栄えたと確か小学校あたりの教科書にもでてましたね 。

 


あと、森林から始まる河川は、 雨が降ると雨水と共に森林から流れ出た有機物を海へ運び、 これが海のプランクトンを増やし、 それをねらう魚の漁場になるので
近年、 持続可能な漁業のために森林を守る活動をする漁師さんたちもでて きております。


ということからしても森林は無肥料どころか有機肥料の生産工場と なっていることは明らかとなりました。 だからたくさんの立派な木々が育っていたのです。


大自然に、森林に学べば、 当園が試みる持ち込みの肥料の使用をゼロへ、 というのは肥料を全く与えないということではないのです。


ではどうするか?というと、 肥料は大自然の力を活用して当園の畑で自ら生み出すしかありませ ん。森林のように畑を肥料生産工場にするのです。 だから肥料自給率ほぼ100%なのです。


耕作する畑を肥料の生産工場にする大自然の力とは、お日様、雨、 風、土の力を基盤に、自家種の緑肥、野菜、 穀物と当園の畑の雑草、昆虫、ミミズなどの小動物、 微生物の力であり、これを最大限に活用させていただき、 彼らが生み出してくれた肥料を元に作物を栽培するという農法にな ります。


この農法のテクニックは、いかに彼らの力を最大限に引き出すか、 ということになります。


この農法の基本は農園設立の当初から変わっていませんが、 外部からの持ち込み肥料分、材料の使用をほぼゼロにして、 100%自家生育、自家種の材料で、肥料自給率をほぼ100% にさせるというのは初めての試みです。成功すれば、 SDGs推進にも役立つはずです。(ほぼ100%というのは、 もし土が酸性にどんどんなっていった場合(PH値5以下)には、 アルカリにするために外部からの石灰分の投入が必要となる可能性 もあるからです)


肥料自給率100%は、食料自給率とも密接な関係です。 例えば日本のお米の自給率はほぼ100%ですが、 お米を作るにも肥料が必要です。 この肥料が外国産なら食料自給率100%ではありません。


トウモロコシなどの畜産の飼料の9割は外国産です。 なので畜糞堆肥ももとは外国産。油かす、 大豆かすなどの肥料もほとんど外国産。 すなわち有機肥料の大部分は外国産なのです。


化学肥料は日本で作られていても、 作るのに石油などの化石燃料が使われますので、 結局これもほとんど外国産です。


なので日本のお米の自給率は100%などと言えません。


ということから、 食料自給率と肥料自給率は表裏一体のものなのです。
おまけに外国産が由来の有機肥料や化学肥料は製造から製品化にな るまでかなり環境に負担をかけております。


肥料自給率100%なら環境への負担はかなり少なくてすみます。 (SDGsに役立つというのはこの点です。)

 


未知の領域への挑戦なので当然、失敗もあり得るますから、 正直どのような結果となるか、わかりませんが、成功を願い、 生育のデータ、状況、経過、結果を分析、発信し、 本当に外部からの持ち込み肥料ゼロの肥料自給率100% が達成できるのか? をリアルタイムで検証するのがこのコーナーです。


この試みは5〜10年のプロジェクトとなりますが、 もしある時点でまったくどうしようもなく作物が育たなくなって肥 料自給率100%は無理となれば、そこでゲームオーバー、 終了と致します。
                〈以上、前書き〉

 

 


🌞🌲🔆🔵〈データ編〉☘️㊗️🌱😊

これから肥料自給率ほぼ100% によって栽培する作物の実践データを公開します。 年に1度の土壌分析と合わせて、 実際にどのように生育したのか検証します。


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↑サンプルデータ6 人参(自家種50%+購入種50%*8〜9月直まき)


外部からの持ち込み肥料ゼロ栽培の人参。 元肥えは、緑肥として雑草と大豆のみです。


いよいよ収穫スタートしまいました。できはまずまずですが、 10月下旬から1ヶ月雨が1〜 2回でもあればもっと良かったはずです。


それでも今年はなんとかできました。
これから4年間、検証を続けます。
(次回検証は来年秋)

 


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↑サンプルデータ7 パクチー、高菜、白菜、大根( 自家種は高菜のみ他全て購入在来種*9月直まき)


1つの畑に混合栽培なのでまとめて検証します。元肥えは、緑肥として雑草と大豆のみです。


11月は気温は高かったのですが、 雨がほとんどなく全体的に生育が遅れていますが、パクチー、 高菜、大根は収穫に入りました。 生育状況は雨がなかったせいかパクチーの発芽率が50% ほどでしたが、発芽した株はしっかり生育しています。


大根、高菜は100点満点です。


あとは白菜しっかり結球できるかどうか?です。(以上、11月号記載)


白菜、しっかり結球したのもかなりありますが、 そうでない株もあります。そもそも購入の在来種で100% の結球はあり得ませんから始めからハンディはあります。 結株率は60〜70%ほどです。
なので白菜は合格点ぎりぎりです。


これで、パクチー、高菜、大根、 白菜は外部からの持ち込み肥料ゼロ栽培において全てなんとか合格点です。
来年は今年のデータより少しでも良くなっていれば道は開けます。


今年の検証はこれで終了です。また来年の秋に検証します。

 


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↑サンプルデータ8 ホウレン草(赤根*10月直まき)


一般的なホウレン草の栽培は、 多くの肥料が投入されているようです。 それはホウレン草が肥料食いだからです。
そんなホウレン草栽培に栽培畑で育てた緑肥と雑草、 栽培畑に生育する小動物のみの外部からの持ち込み肥料ゼロ栽培で
しっかりしたホウレン草ができるのか?


これが成功すれば大きな成果となります。 これから5年間の検証に入ります。ここの畑は土壌分析によると元々肥沃な状態ではありません。 なのでマイナスからのスタートですから、 かなり厳しいかもしれません。


元肥えは、前作は大豆とカボチャの混作で、 その前はヘアリーベッチを栽培していたので、これが元肥えです。 追肥はなしで行く外部からの持ち込み肥料ゼロ栽培です。


ホウレン草も雨なしの影響で生育が遅れていますが、 一部良く生育しています。
来月は収穫期なのでどうなるか?
(以上、11月号記載)

 

収穫スタートしてます。でも生育はあまり良いとはいえません。 寒波で成長はにぶりますが、ここの畑は日当たりが悪く、 元々他と比べ肥えてないエリアなのでこんなもんかもしれませんが 、次回に検証します。
(次回検証は1月号)

 


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↑サンプルデータ9 キャベツ(富士早生*10月直まき)


元肥えは、大豆と雑草であとは小動物、 微生物たちが援軍に加わってくれます。


順調に生育しているかんじです。 少し種を密に蒔きすぎたようですから、 間引きをしなければなりません。


越冬し、春に収穫しますから、 これから厳寒期ですので、 ほとんど生育はストップする状況となります。
(次回検証は、1月号)


                            
泉里農園だより 2022,12,29号(毎月最低1回発行)
(編集、発行)泉里農園


(農園所在地)静岡県富士宮市山梨県南巨摩郡南部町


(メールアドレス)
izumisatoyasaien@gmail.com