泉里農園ブログ21,04,30号配信致しました!😊よろしくお願いいたします(^.^)

 

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☀泉里農園ブログ🌻21.04.30号🍓
🍏🌽🍅🍉🍈🌰🌿🌾🌳🥜(毎月、最低1回発行)  

 


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↑じゃがいも畑

北あかり、出島、アンデスレッドの3種類、植え付けてあります。ここの畑では5年間、酸性化を抑えるための石灰(有機)以外、 外部から持ち込んだ肥料を与えていません。実質の肥料は、 5年以前から残っていた残肥と、ここの畑の雑草、微生物、 小動物が産み出してくれる肥料分になります。


毎年、 農業大学の土壌学研究機関による高度な土壌分析をしてますが、 今のところ作物が育たないようなレベルに地力が低下したり、 土が痩せてきていることなどありません。


でも、じゃがいもの葉の緑色が、 周辺の他の人の畑のと比べると薄い感じです。 成長もゆっくりです。一方、 化学肥料や畜糞堆肥を使うと葉の緑が濃くなり、成長も進みます。 どちらが価値の高いじゃがいもなのか?ここで判定、 ジャッジすることはできません。


しかし化学肥料は製造過程で多量の炭素エネルギーを使います。 畜糞堆肥も家畜の餌の栽培のために森林を破壊しながら広大な農地 を確保し、多量の化学肥料や農薬、抗生物質を使用します。

 

 

すなわち、これらを使って栽培するじゃがいもは、 温暖化を促進させて環境に負荷を与えてしまうことになります。


ということは未来の子供たちのため、すなわち温暖化、 異常気象でひどいことにならないようにするためには、 できる限り化学肥料、 畜糞堆肥を使わないに越したことはないという理論が成立します。

 


この化学肥料や畜糞堆肥、 農薬などを使わなくてもちゃんとできることを追究しているのが大 自然力農法です。


富士宮農場)

 

 

 


🍅🌾🌳☀農園便り🌱🍎🌽🌱


『4月の畑』


4月は、年間で1番種まきの種類が多い、 まさに種まきラッシュの月です。当園では、 4月にはおよそ30品種以上の作物の種まき、植えつけを行います。


5月になると、種まきは落花生、オクラ、キュウリ、 緑肥と4月と比べるとだいぶ減りますが、 4月に撒いた夏野菜の苗の植えつけが始まるので、 畑の準備、そして下旬からは麦の収穫も始まり、かなり忙しくなります。

 


畑を準備して種を撒く、植えつけることは、収穫に至るまでの作業過程の1/ 3にすぎません。残り2/3の大部分、 すなわちそのあとの世話が大事で、 これをするかしないかで収穫できるかできないかが決まります。

 


作物よってそれぞれですが、人並みの収穫が得られるかどうか? 大方の鍵となるのが、雑草をうまく抑止、制御、コントロールできるかどうか、ということになります。


この作業をいかにムダなく、いわゆる効率的、合理的に、 もっと究極的にいえばいかに楽に楽しくできるか? がテーマになります。

 


夏の炎天下、モーレツ猛暑での雑草取りは、効率的、 合理的とはいえず、楽どころか苦であり、地獄で、 下手すれば命懸けです。


こうならないようにするのことが、テクニックなのです。 大自然力農法はこういうことを追究しております。

 


一般的に農業は大変と言われますが、 確かにこれまでの常識では大変ですが、この大変さを越える、 軽減する新しいテクニックを追究することが大事であり、 これが大きく言ってしまえば人類の進化、 喜び幸せに直結するはず、と信じて取り組んでおります。

 


雑草の制御は、 古代農法のような小道具を使った人力のみの草取りだけでは限界が あります。なので近代的文明が作り出した器具や、 未来的にはAIなどの新技術を使うこともあり得ます。


大自然力農法では、 自然や人類を破壊しないような新技術なら農業に取り入れることに 問題はないとします。

 


雑草を効率的、合理的に制御した場合、異常気象、 天候異変がない限り作物の生産は大部分で成功となります。

 


現在の大自然力農法の除草テクニックは、小道具の改良や、 農業器具の活用、あと、 最適な除草タイミングでの実施が主力です。しかし、 それでもまだまだ効率的、合理的とはいえないかもしれません。 なので、より効率化、合理化を追究します。

 


ということで、これからが野菜づくりの本番となりますが、 進行する異常気象の被害は毎年、ほぼ毎シーズンのことなので、 異常気象はあって当たり前と考えつつ、 それでも被害が最小限となりますよう願い、 祈りながら一つ一つ作業をこなし、進めてまいります。

 

 

 

 


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✦✦今、収穫してます!✦✦
            収穫情報


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(2021.04,30現在)

 

 


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↑かぼちゃ
かぼちゃは透明のビニール、プラスチックキャップの下にいます( まだ発芽したばかり)。 このキャップは温暖化や海洋汚染の源です。使わないのに越したことはありません。


しかし、 これを使わないとどうなるか? ひどいときは、 ほとんどのかぼちゃはウリバエという害虫に食べ尽くされてしまい ます。キャップをしないで栽培したこともあります。 しかし必ずこのウリバエにやられることは100%確実です。( その割合は、年によって多少変わります)


農業は収穫なくして農業とはいえません。 ウリバエの多発年がいつの年かわかりませんのでやむなく、 最低限の炭素エネルギー産物を使っております。 というか使わざるを得ません。


もし今、もちろん農薬を使わず、ビニール、 プラスチック資材を100%使わないとしたらどうなるのか?


今のご時世では、家庭菜園ならそれほど問題なくても、 産業としての農業では全く成り立たなくなる( 近年の温暖化進行で害虫が年々少しずつ増えていることから) ことにつながります。

 


大自然力農法としては、 ビニールマルチやビニールトンネル栽培など、大量のビニール、 プラスチック資材はまったく使いませんが、ごく少量のビニール、 プラスチック資材なら使っても良い、使わざる得ない状況です。 しかし使うからにはできるだけ少なく、 できるだけ何度も長期間ボロボロになってしまうまで大事に使うことにしてます。


かぼちゃのキャップの周囲のもじゃもじゃの作物は、 緑肥のヘアリーベッチです。これは雑草を抑え、 土を肥やしてくれるすぐれもの。 やがてこの上をかぼちゃのツルがのたうち回り、 ここに実ができることになります。
                                            (富士宮農場)

 

 

 


🌟以下の農作物は農薬、化学肥料、家畜糞尿、 ビニールマルチを一切使わない、 自然露地栽培の大自然力農法により栽培されています。


🌟★印は自家種100%です。★50は自家種50%です。 表示ないものは全て在来種(子孫継承がほぼ100%できる種) 伝統種の野菜です。


🌟(少)の表示は、収穫量が少ない、 あるいは少なくなってきた場合です。 なのでご注文に応じられないことがあります。

 

 

 


🌿《葉物野菜》


ふき

 


🥔《根菜、イモ類》


現在ありません。

 


🌽《果菜、その他》


★大豆


ハブ茶


🌱《この先1ヶ月以内に新しくでてきそうな作物》
サニーレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、キャベツ、 葉大根、葉玉ねぎ、そら豆、グリーンピース、ニラ、ニンニク

 

 


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↑らっきょう
自家種100%ですが、かなりの少量生産です。らっきょう、 ニラ、ネギなどユリ科の野菜は、葉と茎が一体となっているので、 地べたを覆うことがなく、 したがって株元が雑草に覆われやすくなります。 こうなるとらっきょうなどは雑草に覆われ、飲まれてしまう形になり、 収穫量が激減します。


なので、そうならないように、 らっきょうの株周りにワラや刈り取った雑草を敷きます。 自然農法に『雑草は雑草にて抑える』 というテクニックがありますが、 これはまさにその理論どおりの栽培方法です。


ワラや刈り取った雑草の下は、小動物や微生物の楽園となり、 ここで産み出された副産物がらっきょうの肥料になります。 このらっきょうも外から持ち込みの肥料は使っていません。
                                          (南部農場)

 


😯✦今月のピカ🌟イチ❗◆


(今月旬となった収穫作物で特に元気な作物を1つを紹介します)

 


❇️今回のピカイチは今、端境期の頂点なのでありません🌱

 

 

 


                                       
泉里農園だより 2021,04,30号(毎月最低1回発行)
(編集、発行)泉里農園


(農園所在地)静岡県富士宮市山梨県南巨摩郡南部町


(メールアドレス)
izumisatoyasaien@gmail.com