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☀泉里農園ブログ🌻21.09,28号🍓
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↑秋まき野菜、次々に発芽
左から青首大根、チンゲン菜、赤かぶ、コカブ
畑外からの持ち込み肥料(糞尿堆肥、化学肥料はもちろん、 自家製植物性堆肥も)はゼロ。 酸性土壌を弱アルカリにするために有機石灰を5年間で1〜 2回投入しましたが、肥料分としては雑草と定住の微生物、 小動物、昆虫たちが生み出してくれた肥料分のみ( ここの部分は今年、緑肥を栽培してません)です。 今年で5年連続です。
なので作物の生育は、畑にいる微生物、小動物、昆虫たちの力、 その簿に生える雑草の力にかかっています。
収穫物を畑から何度も持ち出しているので、 その度に畑の肥料分は減りますが、 その分を彼らがどの程度補ってくれているかどうかです。
今年春の土壌分析によれば、土は痩せてませんからなんとかいけると 考えます。
10〜11月にまた分析をしますので、 それが確実な裏付けになるはずです。
来年この畑は返還しなければなりませんので、 持ち込み肥料分ゼロ実証栽培は5年で終了です。
今度は新しい畑でまた1年めから畑外からの持ち込み肥料分ゼロ実 証栽培のスタートです。
5年間の実証データがありますので、 それを証明する意味でもなんとか新農場でもなんとかがんばって5 年間はデータをとらねば(^_^)vです!
(富士宮農場)
🍅🌾🌳☀農園便り🌱🍎🌽🌱
『9月の畑』
9月〜11月は秋の種まきシーズンです。 春の種まき期と並ぶ2大種まき期間でもあります。
秋の種まき期ではとくに9月(彼岸頃まで)が最も種まきの種類、 量が多く、 なので畑の準備から種まきまでの作業量も多くなるので忙しい日々 となります。
種をまく作物は、今年の秋から来年の初夏までの野菜約20〜 30種類、小麦、大麦、ライ麦、緑肥になります。
種まきをする方法は、畑に直接まく方法(直まき) と苗箱に種まきして苗が大きくなったら畑に植え付ける方法があり ます。
これは作物によって使い分けします。
大根、人参、かぶなどの根菜やいも類
麦、緑肥は直まきに限ります。
葉物類はどちらでもオーケーですが、苗栽培は場所と設備、 手間がかかるので小松菜、ホウレン草などの大量生産の葉物類、 栽培期間が短い1〜2ヶ月程度の作物は直まきが適します。
今年秋の当園の苗栽培は、ブロッコリー、白菜、芽キャベツ( 初トライ)、高菜(直まきと両方)のみです。 今年のキャベツ栽培(来年5〜7月収穫)は直まきに。 温暖化で栽培が大変困難となった秋冬レタス系は栽培取り止めです。
今、彼岸が過ぎて大きな種まきの山は越えました。 10月になるとホウレン草、越冬大根、水菜、小松菜、キャベツ、 ニンニク、そら豆、緑肥、ライ麦となりますが、 9月に比べて種まきの種類は減るも、10月からは里芋、 さつまいも、落花生、ハブ茶などの収穫が始まりますので、 やはり忙しい日々となるでしょう(^_^;)
秋に1番困るのが巨大台風です。 せっかく育ててきた作物や農業設備を1日で壊滅的にされることも ありますので、これできませんようにと願うしかありません。
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✦✦今、収穫してます!✦✦
収穫情報
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(2021.09,28現在)
↑大豆
10月に枝豆として収穫します。残った分はやがて大豆となり、 11月に収穫します。大豆は緑肥としての効果もあり、 大自然力農法になくてはならない作物の一つです。
大豆栽培の難点は、種を撒いて発芽すると、それを好物とする鳥、 キジにやられること。今年はだいぶやられてしまい、 ほぼ全滅状況となった畑もありました。鳥おどしグッズも効かず、 1番確実に効いたのが、寒冷紗というネット状の布を被せること。大豆に 双葉が出てくればキジは食べないので、種まきから2〜 3週間ほど被せれば完ぺきに防げます。
寒冷紗の問題点は購入費用とやがて石油製品ゴミになるので環境に 負担になることですが、 1度購入すれば20年以上は使えますので、 大きな負担にはならないと考えます。
もう1つの難点は、枝豆、大豆として収穫する場合、 種まきの時期が大変短いことです。 通常6月下旬から7月上旬がその時期ですが、 この頃は梅雨の末期で、近年は災害級のモーレツ豪雨の降るころ、 まさに被害を受けるドストライクの時期なので種まきできるチャンスがかなり減って きたことです。
雨の日は種まきできませんし、畑を耕すなどの準備もできず、種まきできたとしても次の日にモーレツ豪雨で流されたり土に深く埋まってしまい発芽できなくなったり、強い雨にたたかれて浮いてしまったりするのです。
温暖化の影響はいろいろな部分で起きています。
大豆の周囲の木は柿ですが、 葉が落ちてしまい実がほとんどできていません。 毎年葉が早く落ちてしまい実があまりならないのですが、 今年も同じです。
これは落ち葉病菌という葉が感染する感染症の1つです。 1度感染すると感染して落ちた葉の菌が土に残り、 次の年にまた感染させるので、 毎年感染するようになる厄介な感染症です。
この感染症は、近所の人の話では、当園が開墾する以前( 7年前から20年以上前)、 少なくともこの農地が耕作放棄地のころから感染していたようです 。
近年の温暖化、高温多湿、モーレツ豪雨、 日照不足がその感染を後押ししたと考えられます。 今後はますます温暖化が進み、 もはや無農薬の柿栽培は不可能となることが色濃くなってきました 。
もはや柿栽培を大部分、止めるべきなのかもしれません。
(南部農場)
🌟以下の農作物は農薬、化学肥料、家畜糞尿、 ビニールマルチを一切使わない、 自然露地栽培の大自然力農法により栽培されています。
🌟★印は自家種100%です。★50は自家種50%です。 表示ないものは全て在来種(子孫継承がほぼ100%できる種) 伝統種の野菜です。
🌟(少)の表示は、収穫量が少ない、 あるいは少なくなってきた場合です。
🌿《葉物野菜》
★ニラ
★エゴマ
🥔《根菜、イモ類》
★ニンニク
★葉ショウガ(金時)
🌽《果菜、その他》
生落花生
★オクラ
★キュウリ
★なす
★ゴーヤ
★大豆
★ハブ茶
🌱《この先1ヶ月以内に新しくでてきそうな作物》
間引き菜、里芋、タケノコ芋、エビ芋、八つ頭、さつまいも
😯✦今月のピカ🌟イチ❗◆
(今月旬となった収穫作物で特に元気な作物を1つを紹介します)
❇️今回のピカイチは、ニラです。
自家種100%。 ニラは種と球根の株分けでも増やせる強健野菜です。一度種まき、 あるいは植え付けると天変地異がない限り半永久的にその地で育ち ます。
言い方変えると雑草みたいな野菜です。
なので雑草と共に自生することができます。
ニラの収穫期は7〜10月ですが、 8月のお盆ころからの約1ヶ月間は花を咲かせる期間で、 葉の成長が弱り、花のトウを出すようになります。 このトウは初期なら柔らかくいただけますが、 花が咲くと固くていただけません。
花を咲かすとやがて種ができますが、種をとる必要がなければ、 トウを根本から何度か借りとると、 9月の後半にはもうトウはでなくなり、 再び葉が出てくるようになります。
今まさにその時期になります。
料理法の定番は😊
炒め物、ギョウザ、卵とじなどです。 あまり火を入れすぎると風味や色が落ちますので短時間て強火でさ っと火を通す程度にします。
↑ニラ畑
株分けしてからかれこれ25年ほどと、
当園の開園のころから共にいてくれた野菜の1つです。
泉里農園だより 2021,09,28号(毎月最低1回発行)
(編集、発行)泉里農園
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