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☀泉里農園ブログ🌻22.04,28号🍓
🍏🌽🍅🍉🍈🌰🌿🌾🌳🥜(毎月、最低1回発行)
↑まだ咲いてる菜の花
左側は緑肥のへアリーベッチ、そのすぐ横にじゃがいも、 そして菜の花です。この菜の花、昔の農家は種に成熟させて収穫、 それをしぼり、菜種油にしたようです。 当園ではそこまでしておりませんが、もし 油のしぼり機械があればチャレンジしてみるかもしれません。
種になるまで成熟させるのは種用のほんの一部分です。 他は種になる前に刈り取り、土に戻します。 すなわち残りは緑肥として土づくりに使います。
(富士宮農場)
🍅🌾🌳☀農園便り🌱🍎🌽🌱
『4月の畑』
桜の季節があっという間に過ぎて、時より夏日になったりと、 春は今本番となりました☘️。
農繁期はすでに始まっており、 夏から秋までの作物の種まきが次から次へと行われています。
トマト(2種)、ナス、キュウリ、とうがらし、スイカ、メロン、 カボチャ、ゴーヤ、トウモロコシ、しそ類、モロヘイヤ、 インゲン豆、なた豆、 オクラなど夏野菜の種まきはほぼ完了しました(^_^;)
この内、インゲン豆となた豆、とうがらし以外は自家種なので、 種の自給率は90%近く。そして購入した種は、在来種100% となっております。
この後5月にかけての種まきは、根深、ショウガ、ラッカセイ、 雑穀、陸稲などが主体となります。 下旬になると夏野菜の苗の定植が始まります。
スーパーパワーのオンリーワンの作物を育てるには、 なくてはならぬのが生命力の強い種で、それには自家種が一番信頼できます。
それに加えて必要になるのがスーパーパワーの土。
これは雑草、微生物、緑肥、畑に定住の昆虫、小動物たち、 野鳥たちなど、すなわち大自然の力によって生成された土で、 これこそ大自然力農法ならではの大黒柱です。
そしてお日様、適度な雨、風、天気の恩恵はもちろん、 これら全てがほぼ完ぺきに整ったら、 あとは栽培テクニックで作物に最大限の力を発揮させたら、 スーパーパワーの収穫物が誕生します。 これらの要素が1つでも欠けたらそれは達成されません。
当面の課題は、 スーパーパワーの土をいかに永続的に確保するかであり、 これはすなわち畑外からの投入肥料ほぼゼロ、 すなわち肥料自給率が90%〜100% を持続的に達成させることです。
それには5〜10年ほどのデータ集積が不可欠です。
当園は畑外からの持ち込み、購入肥料をほぼゼロにする、 すなわち肥料自給率90〜100%への取り組みを本格的に開始してから実はまだ3年です。
なぜ、肥料自給率をほぼ100%にしようとするのか?といいますと、それはかなり以前からの大きなテーマだったのですが、実現はかなり困難ではないかと考えておりました。
しかし、大豆や緑肥栽培後の作付け作物が持ち込み肥料なしでもとても良い生育をする、という実績データが重なり、大豆はすでに自家種100%達成、緑肥も自家種100%に成功すれば、石灰分を除けば肥料自給率は100%になる。これならいけるかも?ということです。
そして後押しとなったのが、近年のSDGs、持続的な社会の構築という世界的な高まりであり、これからの農業もより高いレベルの持続性が不可欠となるだろう、それには肥料自給率を100%近くに上げるしかない、という結論です。
それまで主力の肥料は、雑草、野菜グズ、穀物などの自給材料に外部からの購入材料(米ぬか、大豆かす、菜種かすなど)も加えて自家製の発酵肥料を作り使っており、肥料自給率はだいたい50%ほどで、 このやり方を20年ほどやってきたわけです。
なので、肥料自給率100%化にしてからは購入材料はゼロ。経費はかなり削減しましたが、自家発酵肥料の生産量が半分以下となりましたので、もはや発酵肥料は主力の肥料ではなくなり、その穴を補う対策として、緑肥をこれまで以上に活用することになります。
緑肥といっても、当園では緑肥専用作物だけでなく大豆、雑草、野菜、穀物自体も緑肥として使います。
肥料自給率ほぼ100%にシフトチェンジして今年で3年でまだ始めたばかりですので、これからの数年が勝負で、成功するかが決まることとなります。
さて、4月は年間で9月と並ぶ、種まきの非常に多い一方で、 ビニールトンネル、ビニールマルチ、 ビニールハウスを使用しない自然路地栽培では、 収穫作物が非常に少ない季節、端境期となります。
それは、12月〜2月の間、 すなわち冬に種まきしても凍結で発芽しないので、 種まきができないのがその主な理由です。
9〜11月に種まきした作物は、(玉ねぎ、ニンニク、 えんどう豆、そら豆は例外)葉物、 根菜類はほとんどが冬までに収穫期を終え、 残ったとしても4月になればとう立ちしてしまい、 いも類は冬の間保存できますが、やはり4月になると、 さつまいも以外は芽が出てくるので、出荷などできません。 こんなことから4月〜5月上旬にかけて、 一年で一番収穫物が少なくなるのです。
話しは変わってウクライナ情勢ですが、 侵攻から2ヶ月すぎてもいまだに停戦に至らずです。 なんの罪もないウクライナの1000万人以上の国民が自分の生活 の場を追われ国内外に大変な避難生活をせざるおえなくなっております。
そして一般の市民が、突然許可なく入ってきたロシア軍により今も殺されている こと。これが一番の問題点なのです。
ロシアは、当初の首都を攻撃、 廃墟にしてウクライナ全土まるごと乗っ取り計画をあきらめ、 東部と南部を最低でも侵略するという戦略に切り替え、 東部に総攻撃を仕掛けようとしているようですから、 このままではますます犠牲者、避難民は増えてしまいます。
1000万人以上の避難なんて、地震、 津波の避難と比較しても桁違いに多い人々が大変なことになってい るのです。
自国民にうそをつきまくり、騙し、裏で私服を肥やし、隣国の子供達、老人、 女性を平気で無差別殺人を命令し実行する、ならず者、 鬼畜プーチンと側近のくそが一刻も早く捕まり、 厳しい裁きを受け、償いをし、 この世界から消えることを祈るしかありません。
そしてそのあと、 ロシア国民はウクライナの人々に自国のリーダーが行ったこと、それを生み出した社会体制に対して謝罪してロシア軍に殺された人々 に冥福を祈り、 破壊した物の全てを何年かけても弁償をするべきです。
これがこの先未来もロシア国家として国際社会の一員になろうとす るならば、最低限のやるべきことです。
そうしなければ、たいせつな家族、友人、愛人、家、財産、 仕事などをロシア国民により奪われた、 という計り知れないほど多大な被害を受けたウクライナの人々の気 持ちは収まらないはずです。
ウクライナの人々だけでなく、世界の多くの人々もこれは同じであり、このようなことが2度と起こらないようにするためにも、後のロシアに対して国際社会は厳しい措置が必要です。
そして国際社会の一員である我々ができることは、 避難民となったウクライナの人々が元のいつもの生活ができること を願い、それぞれができる限りの支援をするだけです。
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✦✦今、収穫してます!✦✦
収穫情報
🌰🍀🍅🍍🌶🌲💐🌽🍎🍏🍌
(2022.0428現在)
↑ニンニク
左側は持ち込み投入肥料ゼロ、 右側は持ち込み投入は苦土石灰のみで生育比較してます。
(南部農場)
🌟以下の農作物は農薬、化学肥料、家畜糞尿、 ビニールマルチを一切使わない、 自然露地栽培の大自然力農法により栽培されています。
🌟★印は自家種100%です。★50は自家種50%です。 表示ないものは全て在来種(子孫継承がほぼ100%できる種) 伝統種の野菜です。
🌟(少)の表示は、収穫量が少ない、 あるいは少なくなってきた場合です。
🌿《葉物野菜》
ふき
ニンニクの芽(まもなく終了)
🥔《根菜、イモ類》
端境期
🌽《果菜、その他》
ハーブ(ミント)
★大豆(少)
★ハブ茶(少)
🌱《この先1ヶ月以内に新しくでてきそうな作物》
キャベツ、レタス系、そら豆、ニンニク、ニラ
😯✦今月のピカ🌟イチ❗◆
(今月旬となった収穫作物で特に元気な作物を1つを紹介します)
❇️今回のピカイチは?
端境期なのでありません。
↑野菜の苗
トマト、ナス、キュウリなど、 夏野菜のほとんどは畑に直接種まきせず、 苗を育ててから畑に定植します。
ほとんど毎日の水やり、苗箱作り、 植えつけなどの作業が増えます。
しかし、生育初期の害虫、鳥獣の被害を防ぎ、 大雨による流失や雑草による侵食を回避できます。 また苗を育てている期間、 植え付け予定の畑では緑肥や他の作物の栽培など、 別の用途に使えるので利点の方が多いです。
ビニールマルチ、ビニールトンネル、ビニールハウスなど、 当園では環境への負荷などもあり、使用しておりませんが、 この苗栽培については例外でビニール、 防虫ネットを少し使用しております。 その理由は大雨による種の流失を防いだり、害虫、 鳥獣から苗を守ってくれるからです。
泉里農園だより 2022,04,28号(毎月最低1回発行)
(編集、発行)泉里農園
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